本日もお立ち寄り頂きまして、ありがとうございます😊    今日は美術品の話を。   皆さんは、国宝  曜変天目茶碗をご存知ですか?  【曜変天目茶碗(ようへんてんもくぢゃわん)】天目茶碗のうち、最上級とされるもの。世界の陶芸史上でも最も美しく、そして最大の謎に包まれた幻の茶碗。   三菱一号館美術館で開催されていた『三菱の至宝展』の目玉の一つ。奇跡の茶碗を観に行ってきました💨  ちなみに、ここでの茶碗は、現在のご飯を盛る容器ではなく、お茶を飲む為の容器🍵の事を指します。  約800年前に中国で生まれたのですが、現存するのが世界に3点のみ。しかも、その3点すべてが日本にあり、いずれも国宝に指定されています。  漆黒の器で内側には星のようにもみえる大小の斑紋(=まだら模様)が散らばり、斑紋の周囲はかさ状の青や青紫で、角度によって玉虫色に光彩が輝き移動する。「器の中に宇宙が見える」とも評されます。このような紋様が現れる理由は、未だに完全には解明されていなく、現在も完全復元は不可と言われてます。  実際の器を目の当たりにして初見は、おどろおどろしい色合いに恐怖さえ感じましたが😨、少し長めに観察していくうちに、何故か 大きく包まれていく様な不思議な感覚に襲われました。  織田信長や徳川家光などのその時代の最高権力者が、手元に置きたくなる気持ちが少しばかり理解が出来、とても良い体験でした☺️   皆さんが、今 直接 現物を観たいものってありますか?  それでは皆様にとって、明日も良い1日となりますように🌙