本日もお立ち寄り頂きまして、ありがとうございます😊    昨日、8月28日からは、七十二候【天地始粛(てんちはじめてさむし)】夏の暑さもようやく落ち着いてくる頃。   天気図には秋雨前線があらわれ、北から吹く冷たい風をともない、日本列島に秋を運んできます。  実際は、厳しい暑さの日が続いていますが、辺りを見渡せば様々なところから秋の気配を感じることができます。 すでに秋の味覚 葡萄🍇・梨・無花果などがスーパーなどでも並ぶ季節になりました。  『秋きぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかれぬる』 目にははっきり見えませんが、なんといっても風の音に秋を感じますよと詠ったのは、三十六歌仙の一人である藤原敏行朝臣(ふじわらのとしゆきあそん)。今から1000年以上前の平安時代。10世紀初めに編まれた『古今和歌集』にある歌です。研ぎ澄まされた感性をもっていた歌人たちが季節を変わり目を感じたのは、いつも吹いているなにげない風の中との事。 エアコンの中で過ごすことが多い私たちの生活では、風よりも鳴きつづける蝉などの虫の声が変わっていくことで、過ぎていく夏を感じることが多いかもしれません。  皆さんはどんな時に秋の季節を感じますか?  それでは皆様にとって、明日も良い1日となりますように🌙