みなさまこんにちはまだ暑い時期なのですがふと冬の時期の出来事をおもいだしたので勝手ながら書かせていただきます。ちいさなころ窓に息をはきくもった部分に指で絵を描くことがすきでした。当時のじぶんは絵が上手だとおもっていました。そして個性派にあこがれていました。ゴツゴツとしたハートや爆発しているかのような花を画家の気分で全力で描いていました家の窓に描くことが多かったのですがある日バスに乗り出かけました。窓側のイスにすわることができ全力で息をはき全力で窓をくもらせて全力で絵を描きました息をはくだけでも体力をつかいますよねでもすぐに絵は消えてしまいます。くもっている部分がある間にどれほどの大作を描けるかをじぶんへ挑戦させるのが好きだったのですバスをおりあちらこちらへの買い物へついて行きふたたびバスで帰ろうとバス停で待っていると向かい側のバス停でとまるバスが目にはいりましたそのバスの窓におおきな絵がうっすらと描かれていました。じぶんが描いた大作でしたすぐに消えてしまうからこそ良いとおもい描いていたのですが時間が経過するとうっすらと出現するのですね気温の関係なのでしょうか外から見たじぶんの絵は全力で描いていた画家だったあの時間とは違っていましたじぶんは何を描いているのだろう。ずっと残ってはいけないものだと 衝撃をうけましたその日から窓に絵を描かなくなりました。バスを汚して失礼なことをしてしまいました。近くでは大満足だったものがはなれた場所からは恥ずかしいものに見えてその瞬間が人生ではじめてじぶんの感覚を疑った日でした。芸術はとてもむずかしいです。そんなじぶんの中ではおおきなことを知った出来事でした。女の子ページへ http://365diary.net/T204SnFIL3R0L3N1aWthLzM4NzUxMDgy