<第14回>退店の裏トーク
お仕事、探してますかーーっ!(アントニオ猪木風に)
フリーター歴22年目に突入のどんぶり太郎です、こんにちは。
ライターのお仕事だけでは食べていけないので、気づけばあれこれバイトをやっているわけですが、どんぶり太郎には夢があるんです。
それは、直木賞か芥川賞獲ってひと山当てること!
リッチになってどんぶりいっぱいご飯を食べたい!
そんな日が来ることを夢見て、毎日みかん箱の机でキーボード打ってます。
なんか書いてて悲しくなってきましたが、そんなことはさておき、皆さんも夢とか目標ってありますよね。
そのために風俗のお仕事を選ぶって人も少なくないと思います。では、その夢や目標が叶った時に、風俗のお仕事って簡単に辞められるものなんでしょうか?
その答えはYESでもあり、NOでもあります。
まともなお店であれば、お店のスタッフに退店の意思を伝えると、退店までのスケジュールをきちんと決めてくれます。
お店のブログで退店をお客さんに伝えることもできますから、心置きなく卒業できそうですね。
まぁ、これが当たり前なんですが(汗)。
一方、まともでないお店で働くと、やめる時もひと苦労です。
よくありがちなのが、「○○ちゃんがいないとお店が潰れちゃうよ~」といったことを言われるパターン。いきなりお店の運命背負わされても困っちゃいますが、この言葉でモチベーションが上がる女の子もたまにいます。しかし、辞めようと思うたびにすんなり受け入れてもらえないため、ズルズルと働き続けることになります。
他には、「人生のビジョンが甘い」となぜかお説教されるパターンや「辞めたら未精算分の給料は払わない」と脅されるパターンもあります。
こういうお店の場合、すんなりやめるのは難しいため、多くの女の子は無断欠勤をして、そのまま退店することになります。もちろん、未精算分のお給料を受け取ることは出来ません。
これはストレス溜まりますよね!
ここまで読んでいただけばわかると思いますが、面接の際にどんなお店か見極めることが本当に大切なんです。面接の時には「お仕事をスタートする」ことばかりに気持ちが行きがちですが、退店する時の手順は確認しておくようにしましょう。
例えば、「退店希望日の○日前までに、お店に退店の意思を伝える」といったことです。
池袋や歌舞伎町で展開中のスイカグループのスタッフさんにも、ちょっとお話を聞いてみました。
「スイカグループでは入店の際に、退店時の説明もしています。シンプルに"辞めたくなったら必ず連絡してくださいね"といった程度です。退店の意思が固まった女の子にしつこい引き止めをすることはありません。
また、退店が決まった女の子には、"風俗のお仕事に戻りたくなったらスイカグループに電話してね"とひと声かけるようにしています(笑)。せっかくのご縁ですからね」
夢や目標を叶えるための前向きな退店は素晴らしいことだと思います。そのためにもお店選びはしっかりと、わからないことはなんでも聞いて、後々トラブルにならないようにするのがオススメです。
さて、ここでクイズです。
芥川賞や直木賞を受賞すると一体いくらもらえるでしょう?
正解は……懐中時計と賞金100万円!
人生逆転できないじゃん!(←今、知った人)
こりゃ受賞してもバイトは辞められないなぁ。
まぁ、小説1行も書いたことないけどね!
では、また次回お会いしましょう。
See you!